ミュージカルでつなぐ記憶 被災地の住民100人が参加〈宮城・東松島市〉 (23/03/06 19:50)

https://www.youtube.com/watch?v=aFhz8MYmFc8

宮城県東松島市で震災で大きな被害を受けた地域の住民が参加したミュージカルが開かれました。寄せられた支援への感謝を伝えるとともに、記憶をつなぐこと、続けることをテーマにしています。

3月4日に行われたミュージカル「100通りのありがとう」。舞台に立つのは、東日本大震災で大きな被害を受けた東松島市や石巻市などの住民およそ110人です。

菅原節郎さん
「今は穏やかで波ひとつない青い海が2011年俺の家族を奪った」

このミュージカルは2012年に東京で第1回公演が行われ、ニューヨークなど海外でも披露されてきました。新型コロナの感染拡大による延期もあり、今年は4年ぶりの上演となります。

ミュージカルを手がけるのは作曲家で演出家の寺本建雄さん。演技経験はなくても、そこに住む人だからこそ表現できるものがあると考えています。

寺本建雄さん
「技術はないんですけれども、心とか思いはきちっと持っているので、本物なんですよね」

寺本さんが出演者に当時の経験や思いを聞き、セリフや歌に落とし込みました。その台本の最後、クライマックスに選んだのが3世代5人で参加する、東松島市の千葉さん一家です。

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